2021
Bold Panda Hubについて
「失敗を話せる場所が、一番の学びになる」
Bold Panda Hubは2021年の春、田中 蓮が東京・渋谷のシェアオフィスの一角で始めた小さなオンラインコミュニティです。当時、田中はフリーランスのコンテンツコンサルタントとして活動しながら、「相談できる人がいない」という孤独感を何度も経験していました。SNSでは表面的なつながりはあっても、本音でビジネスの悩みを話せる場所がなかった。そこで、まず10人の知人を招待してSlackグループを作ったのが最初の一歩でした。
最初の半年は手探りでした。毎週のZoomセッションは参加者が3人の回もあり、テーマ設定を何度も変えました。転機になったのは2021年秋、メンバーの一人がSNS運用の失敗談を正直に話してくれたセッションです。その回だけ参加者が急に増え、「失敗を話せる場所」というコンセプトが自然に生まれました。その後、税理士や弁護士など各分野の専門家をエキスパートとして招き、現在の形に近づいていきました。
2026年現在、Bold Panda Hubには全国から集まったメンバーが在籍し、毎月のイベントは定期的に開催されています。パンダのマスコットは、田中の娘が小学2年生のときに描いたイラストが原型です。「強そうじゃないけど、なんか頼れる感じ」という彼女の言葉が、このコミュニティが目指す雰囲気をそのまま表していると思っています。渋谷のオフィスは引き払いましたが、コミュニティはオンラインで元気に動いています。
田中 蓮は、大学卒業後に広告代理店でSNSマーケティングを担当し、その後フリーランスのコンテンツコンサルタントとして独立した。複数のスタートアップのSNS戦略を支援するなかで、「孤独な起業家」の問題に気づき、2021年にBold Panda Hubを設立。週末は娘と近所の公園でバドミントンをするのが習慣で、「負けても次の週にはまた来る、それがコミュニティの精神と同じだ」と話す。